どうも。
ロシア極東・ウラジオストクへの旅行記(第3回目)です。
前回は2日目の夕方までの模様をお送りしましたが、その続きを書いていきます。
北朝鮮国営レストランでのチェキ飯にご注目。
あ、最近ロシアネタばっかりになってしまってますが、別にロシア専門のブログになったわけじゃないですよ(汗)
まあそうにしか見えなくなってるわよね
それだけ向こうで仕入れたネタが多かったんだよ
ちなみに、自由行動ができたのは実質2日目の夜までなので、実況形式でお送りするのは今回が最後です(そこまで実況になってないけど)。
というわけでどうぞ。
本日のメニュー
1.【前回まで】鷲の巣展望台
前回もお見せしましたが、ここで「鷲の巣展望台」からの綺麗な景色をもう一度。
活気ある港町を一望できる場所なので、ウラジオストクでは一番のおすすめスポットです。
あの大きな橋は何かしら?
あれは「金角湾大橋」だよ。
2012年のAPEC開催に合わせて作ったんだって。
長さは1388mもあるよ。
橋がなくても十分綺麗ですが、これまたいい角度で立派にそびえ立っており、まさに壮観。
一応、展望台付近の地図も載せておきますね。
そんなこんなで、ここから北朝鮮国営レストランへ向かいます。
2.いざ北朝鮮国営レストランへ
ウラジオストクは北朝鮮から120kmと近く、国交もあるからか北朝鮮国営レストランがいくつかあるようです。
日本ではできない貴重な体験を求め、前々から行くつもりでした。
加えて、行きたかった理由がもう一つ。
アイドルオタク特有の文化「チェキ飯」をやりたかったからです。
チェキ飯とはなんぞやという方のために、大まかな説明を投下しておきます。
アイドルが写っているチェキを、食事の際に料理と一緒に撮ること。 料理の傍に置いて撮るだけでOK。チェキを食べ物に刺したり、スープ系なら器の中に途中まで入れる人もいる。衛生面の問題はもちろん、料理やチェキに写るアイドルに失礼な気がするので、管理人はそこまでやらない主義。
このチェキ飯というアイドルオタク特有の儀式を、果たして北朝鮮国営レストランという特殊な場で、料理を楽しみながらも敢行できるかどうか。
少し緊張しつつ、現地へ向かいました。
2-1.徒歩で行ってみた
先ほどご紹介した「鷲の巣展望台」からは少し離れており、路線バスを使うのが良いみたいですね。
ウラジオストクの路線バスは、距離に関わらず一律28ルーブル(約48円)。
あまり歩きたくなければ、敬遠せずに乗った方がいいよ。
ずいぶん安いわね。
空港ー市内間の白タクなんて、4、5000円もするって話なのに…
しかし、明るいうちは街並みを楽しみたかったので、歩いて行くことに。
道中、有名な建物や面白い光景に出会うことができました。
歩いて行って正解です。
2-2.ついに到着
色々な方向に目を奪われているうちに、例の北朝鮮国営レストランに到着。
ホテルの1階にあるみたいですね。
北朝鮮らしいフォントのハングルが印象的です。
緊張しながら入って行くと、ロシア人と北朝鮮人らしき店員さんが2人。
にこやかに対応してもらえて、すぐに安心しました。
店内はおしゃれで、北朝鮮特有のオーラを放つ歌が聞こえてきましたが、それ以外はごく普通のレストランという印象でした。
せっかく来たので店内の様子もカメラに収めたかったのですが、どうも店内の撮影は禁止とのこと。
ただ、他の方の体験記や動画を観ていると、スマホで料理を撮る程度なら問題ないようでした。
でも「ウラジオストク 北朝鮮国営レストラン」で検索したら普通に写真が出てくるから、気になる人は見てみてね
2-3.いよいよチェキ飯の時
何か注文しなくてはと、メニューを指差して平壌冷麺とキムチ炒飯を注文。
平壌冷麺は北朝鮮の名物らしく、南北首脳会談でも金正恩氏が韓国の文在寅大統領へお土産に持って行ったほどです。
そんな名物料理ですが、15分ほどの早さで来ました。
全く厨房が見えず、物音もしなかったのがなんとも不思議です。
料理も届いたところで、どうしても周りが気になってしまいながらも、ついにチェキ飯を敢行。
正直その辺の韓国料理屋さん感がすごいですが、やはり場所が場所だけに普段とは一味違うもんです。
管理人いわく、ドルヲタ史上どころか人類史上初らしいよ
そうでしょうね(適当)
チェキネタも済んだところで実食。
味は濃くなく、辛さもちょうど良くて美味しかったです。
もし同じ店が日本にあったら、普通に通いたいと思いますね。それぐらい良いお店でした。
3.路線バスに挑戦
北朝鮮国営レストランでチェキ飯ができ、料理も美味しく頂けて満足そのもの。
レストランを後にし、ウラジオストク駅まで戻ることにしました。
が、遠いので路線バスに乗ってみることに。
「挑戦」なんて大袈裟に言ってますが、異国の地で勝手のわからない交通機関を利用するとなると、少々勇気がいるものです。
それはいいとして、北朝鮮国営レストランの目の前に「カザンスキー・フラム」というバス停を発見。
しばらく待っていると、バスが到着。
後ろから乗り前で降りるらしく、現地の方々の後に続いて乗り込みました。
クラクションが飛び交いまくる道を、ハイスピードで揺れながら進んでいきます。
少しだけ怖かったですが、これこそ海外旅行の洗礼なのかもしれません。
バスは混雑しており、軍人らしき人も利用していました。
乗車からわずか数分で、目的地のウラジオストク駅に到着…のはずでしたが、思いっきり素通り。
ここにきて思い出しました。
ロシア特有のバスの降り方を。
ロシアのバスは日本と違い、停車ボタンがありません。
ではどう降りるのかというと、目的のバス停が近づいてきたタイミングで、運転手の横に立つのです。
それが降りますアピールになるようで、そうする人がいなければ止まりません。
焦って運転手の横に立ち、料金を支払うと、ウラジオストク駅の次にあるバス停で降りられました。
ウラジオストクは路線バスが沢山あって便利だったわね。
安いし利用方法も単純だからいいよね
4.残った時間で市内観光
まだ時間に余裕があったので、もう少し市内観光をしました。
その時撮った写真も載せておきます。
5.ウラジオストクは良い所
3回に渡って、ウラジオストクへの旅行の模様をお送りしました。
振り返ってみると、街並みといい現地の人たちといい、どれを取っても素晴らしかったなと思います。
最近日本人観光客が急増しているそうですが、人気になりつつあるのも納得です。
管理人が往復で利用した航空会社はS7航空でしたが、今年からは日本の航空会社も直行便を新設します。
是非行ってみてはいかがでしょうか。
なお、次回からは「ロシアで受けたカルチャーショック」や「入出国の模様」など、ピンポイントな話題を取り上げていきます。
お楽しみに。
初海外にはちょうどいい所だったわね。
うん。また行きたいなぁ