どうも。
前回まで、3度にわたってロシア・ウラジオストクへの旅行の模様をお送りしてきました。
大まかにまとめるならもうロシアネタは終わりなんですが、あまりにネタを掴んできてしまったので、もう2、3記事書けそうな気がしています。
そのネタの中でも、大半を占めるのが「カルチャーショック」によるものです。
数々の「日本では絶対見られないであろう光景や習慣」を目の当たりにしたわけですが、今回はそれらを衝撃度順にご紹介していきます。
ゆっくりしていってね〜
楽しんでいってね。
本日のメニュー
衝撃度★ : 少しビックリ
手始めに、少しビックリした程度のことを取り上げていきます。
「まあ海外だし」と、混乱まではしないレベルの内容です。
空港のセキュリティが厳しい
空港で手荷物の検査をする機会といえば、飛行機に乗る前ぐらいでしょう。
しかし、ロシアでは空港に立ち入るだけでも、手荷物検査と金属探知機によるチェックをパスする必要があります。
帰国の際には、空港へ入る時に1回、飛行機搭乗前に1回の合計2回受けました。
ロシアでは、首都や南部(ヴォルゴグラード州)などで自爆テロが幾度となく起こっており、その対策と思えばごく自然なことです。
極東のウラジオストクはテロと無縁なほど治安が良いですが、それでも必要なのでしょう。
その厳しさゆえに、管理人は飛行機へ乗り込むまでに2回ベルトを外して付け直す羽目になりました。
青信号の点滅が無い
ロシアの青信号は、「赤になる前に点滅して知らせる」という日本でお馴染みのスタイルではありません。
青信号の時間が無くなったら、即座に赤信号へと変わります。
その反面、残り時間をカウントダウンして知らせてくれる仕組みなので、全くと言って良いほど困りません。
衝撃度★★ : ビックリ
開いた口は余裕で塞がるけれど、印象に残ったというレベルの内容です。
歩道と線路が異様に近い
日本の線路といえば、歩道や周辺の敷地からは多少間隔を空け、人の侵入を防ぐために柵を設置しているところが多いと思います。
一方、ロシアでは歩道のすぐ横に線路を敷設してしまうこともあるようです。
しかも写真の線路は、思いっきり市内中心部に敷設されたもの。
歩道から3、4歩で線路に入れてしまいます。
まかり間違って子供が立ち入ってしまわないのかと、心配になりました。
世界中にある商品の味が違う
コカコーラやペプシなどなど、世界のどこに行っても売られている商品。
味もほぼ変わらないだろうと思って飲んでみたところ、かなり違いました。
コカコーラで言えば、日本のものよりも甘さがなく、若干苦味があり、さらには渋さのある後味でした。
世界的な商品であっても、国によって味が違うとは聞いていましたが、想像を遥かに超えていたという事実。
慣れないうちに、帰国の途につきました。
衝撃度★★★ : 結構ビックリ
「マジか…日本じゃありえない」と思ってしまったレベルの話を取り上げていきます。
歩道が危険
高低差のある道であれば、高い方には柵が取り付けられていて当たり前…
とは限らないようです。外国では。
落ちたら大怪我を負いかねない高さに歩道があっても、全く柵を設けていないところが沢山ありました。
写真の歩道なんて、建物の2階の窓とほぼ同じ高さにも関わらず、柵を設けた痕跡もありませんでした。
子供を連れていたり、高所恐怖症だったりすると、気が気じゃないでしょう。
トイレが有料
前から聞いていたのでそこまで驚きませんでしたが、ロシアで公衆トイレやお店のトイレを借りる場合、お金がかかってしまいます。
清掃員へのチップだとか、維持費のためだとか聞いたような…。
ロシア以外で、同様に(場所によっては)トイレを有料としている国を見ている限り、前者の意味合いが強いようです。
実際に中央広場近くのお土産屋さんでトイレを借りたんですが、写真の通り1回10ルーブルでした。
日本円でも大丈夫なようで、20円とのこと。
日本円はホテルに置いてきたので、普通に10ルーブルをお支払いしました。
ちなみに「有料のトイレは基本的に見張りの人がいて、その人に払う」と聞いていましたが、ここでは箱に入れる形式でした。
「これなら払わない人もいるんじゃないの?」と思いましたが、案の定後から来たおじさんは払わずに出ていきました。
大統領が推されまくっている
カルチャーショックというより、純粋に驚いた話です。
写真の場所がお土産屋さんであることや、大統領の支持率が高いということも関係していると思いますが、やたらプーチン大統領が推されていることに気付きました。
日本で言えば、安倍首相がグッズ化されて、売られているようなものです。
(地味に欲しいかも)
日本でも、政治家をイラストなどでキャラ化したグッズを見かけたことがありますが、ロシアでは写真をそのまま使うようですね。
衝撃度★★★★ : かなりビックリ
驚いたあまり、帰国してから周囲に話しまくったほどの内容です。
路線バス、発車してからドア閉める
これもカルチャーショックというより、純粋に驚いた話ですかね。
ロシアで路線バスに乗ってみたんですが、発車してからドアを閉め始めることがありました。
日本でやれば即苦情モノでしょう。
まあ開けっぱなしで電車を走らせる国もあるぐらいなので、まだまだ序の口かもしれませんけどね。
このことに驚いたのは確かですが、その大雑把さが許されるお国柄に対して、「器が大きくていいな」と思いました。
超塩対応の店員がいる
ロシアは日本の「お客様は神様」的な、時に忌まわしくも感じる文化があまりないようです。
そのためか、日本人からすると完全なる塩対応に感じられる店員さんもたまにいます。
管理人が初めてロシアで買い物をした時も、商品を袋に投げ込み、そのまま放置で「ほら持っていきな」と言わんばかりの対応でした。
別に差別されているわけではなく、現地の方が買い物をしている様子を見ても全く同じ。
最初は戸惑いましたが、買いたい物が手に入ればいいのだから、今思えば特に困ることではありませんでした。
なんなら「日本の店員さんもあれぐらい塩でいた方が、つけ上がるクレーマーも減るだろうに」とさえ思いましたね。
個室トイレのドアが低い
お食事中に見てくださっている方、申し訳ありません。
ロシアで公衆トイレを使う機会があったんですが、写真の通り個室のドアがあまりにも低く、衝撃を受けました。
実際に使ってみると、人が来れば外から用を足しているところを見られかねないほどの低さでした。
間に合ったと思って便座に腰かけたら、外側に立ってる人とこんにちはレベルです。
まあでも防犯の為なり何なり、理由があるんでしょう。
ちなみに、先ほど「ロシアのトイレはお金がかかる」と紹介しましたが、この公衆トイレはなぜか無料でした。
衝撃度★★★★★ : 衝撃
あまりの衝撃に、その場でツイートしてしまったほどの話です。
車は走るなら壊れてても乗る
市内を散策していた時、バンパーが取れた上にダメージを受けている車と遭遇しました。
事故現場にしか見えないのですが、しばらく観察していると、衝撃の光景を目の当たりにしました。
なんと、5歳ぐらいの男の子を連れた夫婦がこの車に乗り込み、平然とどこかへ走り去っていったんです。
しかも、周りの人たちは全然気にしていない様子。
ロシアの車検事情はわかりませんが、たまにぶっ飛んだ車もいるようです。
驚いたわね…
ネットでタイヤ3本で走ってるトラックの動画あったけど、確かあれもロシアだったような…
オチ
幾度となくカルチャーショックを受けてきましたが、これもまた海外旅行の醍醐味な気がします。
何もかも日本と同じじゃつまらないですし。
街がとんでもなく美しい上に、今回取り上げたような面白い体験もたくさんできるので、ウラジオストクへ行ってみてはいかがでしょうか。