おかげさまで、ブログを始めてから1年と2ヶ月が経ちました。
ここ最近読み始めてくれた方はご存知ないかもしれないですが、アメブロもやっていたので累計で1年を超えたことになります。
振り返れば、初めてブログらしく書いたのは「地方ヲタの節約術 #交通費編」というなんともお粗末な記事(今も十分お粗末ですが)。そこから色々と展開(笑)していって今に至ります。
そんな感じなんですが、1年少々続けた中で「こうしているから楽しく続けられているのかな?」と気付くことがあったり、周囲から「ブログ始めたいんだけど、どうやったらいいの?」と聞かれたりすることがありました。
てなわけで、今回は「ブログを始める人に伝えたい5つの大切なこと」というベテランブロガーの皆々様にとっては噴飯モノとしか言いようのない超絶怒涛の先輩ヅラタイトルで、「ブログ始めるなら、こうした方が楽しく続けられると思うよ!」と伝えたいポイントをまとめていきます。
ゆっくりしていってね〜!
ブログを始めるときの参考にしてみてね。
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1.管理人のブログ遍歴
まず、ブログのブの字もない状態からスタートした自分が、どういう経緯で今に至ったかをご紹介します。
- 2019年3月
それまで2年半ほどTwitterのヲタ垢を続けてきたものの、文字数の足りなさからブログ開設。お金をかけたくなかったので、無料で始められる「Amebaブログ」にて「アイドルヲタクの独り言部屋」をスタート。 - 2019年3月〜11月
同ブログにて、アイドルヲタクをテーマに様々な記事を投稿。アクセス数は良くて1日40ほど。 - 2019年11月
「自分のサイトを持ちたい」「広告収入でヲタクしたい」などのわがままから、約3,500円を投じて当サイト「TKS.MONSTER」を開設。ブログとしつつもサイトとして、アイドルだけでなく2次元やオカルトなど、他ジャンルの取り扱いも開始。 - 2019年12月
オカルト記事「国際的超機密を安全にリークする手段」にて、オリジナルキャラ「なるせちゃん」初登場。 - 2020年1月
「アイドルヲタクのロシア旅行記 #1」にて、「なるせちゃん」のリアル頭身化キャラ「なるせちゃん(改)」初登場。 - 2020年4月
推しキャラであるアズールレーンの「加賀」と「赤城」のフィギュアを購入しレビュー。当サイトで勝手にレギュラー化。 - 2020年5月
1週間のニュースを(管理人の)推しキャラと見ていく新企画「週刊 2次キャラ寸劇ニュース」スタート。1日のアクセス数が340を超える。
クッソ長かったですが、こんな感じです。上記の遍歴を踏まえて、次に「ブログを始める人に伝えたいこと」を綴っていきます。
2.ブログを始める人に伝えたいこと
その1.ジャンルはたくさんある方がいい
広告収入を得ながらブログをやっていくならば、取り扱うジャンルを1つに絞って継続させ、専門性を高めていくのが大切なこととして知られています。
しかしそうでない場合、できるだけ複数のジャンルを取り扱った方が良いでしょう。多くなくとも、ジャンルの数は青天井ということにして、制限を感じることなく自由にやっていくスタイルです。
なぜかというと、ジャンルを絞り過ぎてしまえばそれだけネタ切れを起こしやすくなるから。
よっぽどネタを発掘し続ける力に自信がない限り、週1記事程度の頻度でやっていけば2、3ヶ月で「次は何を書けばいいんだろう…」というところから悩むようになり、更新頻度の大幅な低下につながりやすくなってしまいます。
ブログ開始当初はアイドルネタしか扱っていなかった管理人もご多聞に漏れず、半年ほどでこの状態に陥りました。
この問題を解決するには、そのジャンルのネタを拾う努力を今まで以上にするか、別なジャンルも取り扱うかしかないでしょう。
この2つであれば、個人的には後者が圧倒的に楽だと思っています。
少なくとも管理人と同じアイドルネタを取り扱う人は意外といるもので、飽和状態に近いものを感じていたからです。そこでさらに新しいネタを掴むとなると、それだけで4、5,000文字の記事をひとつしたためるレベルの労力がかかってしまっていたんですよね。
ともなれば、他のジャンルも取り入れることで、ネタ探しの容易さを維持できていた方がよっぽど楽なのは言うまでもありません。だからこそ、管理人自身も今ではアイドルネタに加えて2次元やオカルト、ここ最近であればニュースなど、複数のジャンルを取り扱っているわけです。
おかげでそこまで時間をかけずにネタを拾ってこられているし、なんなら週刊ニュース企画で毎週1記事は決まったネタが書けています。
こういうわけで、複数のジャンルを取り扱った方がいいということをお伝えしておきます。
複数のジャンルかあ、具体的には何個ぐらいがいいのかな?
3〜5つぐらいがちょうどいいと思うわ。あんまり多いと、1つひとつのジャンルが希薄になりやすいし。
その2.「誰かの居場所になっている」と思うと継続できる
居場所というのは何も現実世界だけでなく、ネット上にも作ることができる現代。
自由な時間にネットサーフィンをしていて、高確率かつ長時間入り浸るサイトがあるという人も少なくないでしょう。あるとしたら、そこが自身の居場所のひとつになっているはずです。
ブログを書く側にとってみれば、この「居場所」を提供できていると”思い込む”ことも大切だと考えています。
一概には言えないものの、ブログを始めてしばらくすれば、少なからず見に来てくれる人が現れるはず。その人たちにとって、自分が提供しているこのブログという空間が居場所になっていると思うと、なかなかにモチベーションが湧いてきます。
別にコメントが来たかどうかとか、読んでくれている人に褒めてもらえたかどうかとか、居場所認定をされているかどうかの基準を設ける必要はありません。根拠がなくてもいいのです。
それでも納得がいかなければ、普段自分がネットサーフィンをしている様子を思い出してみてください。
結構、「このサイト面白いな」と心の中で感じたり、気付いたらリピーターになっていることがあると思います。それって、自分からそのサイトの管理人に何かしらのレスポンスを送らない限り、そのことが気づかれないじゃないですか。そういうことです。
自分のブログに明確なレスポンスが得られなくても、どこかで同じことを思ってくれている人がいるはずなんです。ほぼ確実に。
なので、「もしかしたら誰かの役に立っているかもしれない、居場所になっているかもしれない」というブログ運営者としての自尊心を少しでも持っておくことで、モチベーションの維持につながっていきます。
モチベの維持は大切だよね〜
そうね。プラグインでアクセス数がわかるようにするとか、方法は色々あるわよ。
その3.記事の「粒度」だけでなく「温度」も大事
記事に何かしらの情報を記し、公開して不特定多数に読んでもらう。そこには粒度が大切だと説かれることが多いです。粒度とは、情報であればその細かさや詳しさを意味していて、ブログの記事で当てはめると「内容が詳細かつわかりやすく、さらには価値があるかどうか」といったところでしょう。
もちろん記事が持つ情報の粒度は大切ですが、温度も大事だと思います。
ここで言う温度とは、文章から見て取れる書き手の態度です。「新しく購入した、Aという名前のフィギュアを紹介する」という内容の記事を例に、2つの書き方を見てみましょう。
パターン1
Aのフィギュアのレビューです。
値段は○円でした。
○日まで、○○ショップにて割引価格で販売中。
パターン2
Aのフィギュアのレビューをしていきます!
値段は○円でした。
○日まで、○○ショップにて割引価格で安く買うことができますよ。
ぜひ皆さんもチェックしてみてくださいね!
どうでしょうか。パターン1は淡々としつつも簡潔な書き方ですが、どこか冷たく暗い印象を受けると思います。もっと言えば、書き手がおまけでなんとなく書いている程度にしか見えないはずです。
一方のパターン2は温かみと明るさがあり、何よりも「読み手とこのフィギュアの情報を共有したい、知ってもらいたい」という雰囲気が伝わっては来ないでしょうか。
この2つのパターンの記事があれば、ほとんどの人はパターン2の記事を読みたいと思うでしょう。
管理人の場合はというと、どうしても四六時中パターン2のような書き方をする気にはならず、基本的にはパターン1に近いです。なので、人によっては冷たく感じてしまうかもしれません。
しかし、オリジナルキャラクターが記事の話題について明るく喋る描写を挟むことで、明るすぎず冷たすぎない雰囲気づくりをしています。全体的に明るすぎると、かえって読み手を疲れさせてしまうかもしれないからです。
今まさに具体例を示すと、管理人のこの口調(書き方)に対して、オリジナルキャラクターは
うおおおォ!アズールレーンの加賀さんはあたしの嫁だァ!
寝言は寝て言いなさい。救急車は必要かしら?(ニッコリ)
辛辣で草
みたいな、元気そのものといった感じです。
もちろん自分の好きな書き方でやっていくのが一番ですが、読み手のことを考えて文章に適度な温度を持たせることも意識すると良いでしょう。
その4.「吹き出し」で読み手に孤独感を与えない
意外とやっている人が少ないこととして、「吹き出し」の活用が挙げられます。
もうすでに見てもらっているはずですが、当サイトであればオリジナルキャラクターや管理人の推しキャラが喋っている(ように見える)、あの吹き出し機能です。Wordpressで立ち上げたサイトなので、「LIQUID SPEECH BALLOON」というプラグインを入れ、ものの数分で追加できました。
この機能があるおかげで、記事はもちろん「サイトそのものが管理人のソロプレイに見えてしまわないように」演出できています。
別にソロプレイに見えてもいいんですが、それだとどうも「せっかく来てくれた読み手が、サイト内で孤独感を感じてしまっていないだろうか」と思わざるを得ません。
感じざるを得ませんッ!
急にあばれる君パクってきたわね…
訪問先のサイトでいちいち孤独感を感じる人はそう多くないかもしれません。
そうは言っても、ネットで外部とのつながりを感じることで生きがいや居場所を見出したり、そうしようとする人が決して少なくないこの世の中。
少なからず孤独感を感じている人が一定数いると考えても間違いではないと思うんです。
そこで、自分としてはただコンテンツを提供するのではなく、「オリジナルキャラクターたちがサイトの訪問者を受け入れ、一緒にそのコンテンツを楽しめる」という”孤独感を感じさせないサイト作り”をおすすめします。
オリジナルキャラクターを使うには制作する必要が出てくるわけですが、自分で作ればタダな上に愛着が湧くので、時間をかけてでも作る価値は十分にあります。面倒だったり思い通りに描けない場合は、お金がかかってしまいますがアウトソーシングで依頼することも可能です。
また、いらすとやなどのフリー素材を使っている人も少なくないので、まずはそういった素材を活用してみるのも良いでしょう。
管理人の場合、オリジナルキャラクターである「なるせちゃん」と「なるせちゃん(改)」はなんとか自力でデザインして描き(散々色んな体のパーツの資料を写したりしましたが)、こうして登場させました。おそらく絵を描くことに慣れている人々からするとツッコミどころ満載なクオリティだとは思いますが、一応は愛着を持つことができています。
一方、同じく登場してもらっている推しキャラの「加賀」と「赤城」は、画像を使うと著作権的に完全アウト。なので、購入したフィギュアの写真を撮って使うというギリギリのラインを通っています。ネット上にフィギュアが喋っているかのような演出をしているレビュー記事はたくさんあるので、そのノリです。
余談は置いておくとして、自分以外の人物を登場させるというやり方は、多くの場合読み手の印象に良い効果をもたらすと思います。ぜひやってみてください。
あらぁ〜!あの子たちオリキャラだったのね〜
まあ髪型は私のパクリらしいですけどね。
その5.「定期更新」はあまりおすすめしない
「毎週○曜日に更新しています!」というように、いわゆる定期更新で運営しているブログは多々あります。
このサイトも先週から始めた「週刊2次キャラニュース」によって毎週日曜更新となりましたが、その前までは完全に不定期更新でした。1日で2記事以上アップした日もあれば、10日以上更新しなかった日も。
ブログをどれぐらいの頻度で更新するか、それは運営する側の自由です。しかしながら「定期更新と不定期更新、どっちがいいの?」と聞かれたとすれば、即答で不定期更新をおすすめします。
理由は簡単。定期更新では、義務感を感じやすくなってしまうからです。
毎週決まった曜日の定期更新であれば、当然その曜日までに1記事まとめておかなければなりません。日頃読んでくれている人がいるなら、更新しなければ「あれ?今週の記事まだ?」と混乱させてしまいます。
自分自身もまた、自分で課したことを果たせていないことになってしまい、それを気にしてしまう人なら一気にモチベーションが下がってしまうでしょう。
一方で、不定期更新は1つの記事がまとまったタイミングで好きなように更新すればOK。義務感を感じることはほぼありません。
感じたとしても、「読んでくれる人のために、そう易々とサイトを潰してはいけない」という程度だと思います。
読み手的には定期更新の方が良さそう…結局どっちがいいのかな?
無理に定期更新にしたら疲れちゃって、更新しなくなったら元も子もないわ。だから、定期更新でやっていくつもりでも最初は不定期更新から始めるといいはずよ。
3.楽しいブログ運営にもノウハウあり
管理人が1年少々ブログを続けてきた中で、「新しくブログを始める人に伝えたい5つのこと」を取り上げてきました。正直この5つを実践するだけでも、かなり楽しくブログを続けられるようになると思います。
現に、管理人自身もこうして楽しくブログをやっていけているわけですから。
とりあえず、ブログを1年少々やってきた現時点での気付きはこんな感じです。また何か気付いたら記事にしてみるので、楽しみにしていてもらえると嬉しいです。