どうもこんにちは。
先月めでたくボーナスをもらい、自作PCを組みました。
奮発してハイスペックにしたかったところですが、予算が限られるという現実。
というわけで、Mod込みでもMinecraftが割と余裕めに動くスペックを目指しつつ、中古の部品を活用してコストダウンを図ったドケチ人間の一部始終をご紹介します。
スペック一覧
今回組んだPCのスペックは、以下の通り。
パーツ | 品名 | 新品/中古 | 価格(税込) | 購入場所 |
CPU | Intel Core i7 11700 | 中古 | 38,480円 | SofmapAKIBA パソコン・デジタル館 |
CPUクーラー | Deepcool R-AK400-BKNNMN-G-1 | 新品 | 3,618円 | TSUKUMO eX. |
マザーボード | ASUS TUF GAMING H570-PRO | 新品 | 9,240円 | ドスパラ通販 |
メモリー | G.Skill Trident Z (DDR4-3200MHz) 32GB(16GB×2) |
中古 | 11,960円 (5,980円×2) |
じゃんぱら秋葉原3号店 じゃんぱら町田店 |
SSD | GIGABYTE M30 SSD 512GB | 新品 | 6,460円 | SofmapAKIBA パソコン・デジタル館 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX2060 12GB | 新品 | 39,997円 | TSUKUMO eX. |
PCケース |
CORSAIR iCUE 4000X RGB |
新品 | 13,590円 | Amazon |
電源ユニット | 玄人志向 650W KRPW-BR650W | 新品 | 7,480円 | TSUKUMO eX. |
OS | Windows 11 Pro ※以前買ったWindows 10のライセンスから無償アップグレード |
- | 0円 | |
モニター | LG製×2/アイリスオーヤマ製×1 3台とも23.8インチ ※既存のため新規購入なし |
- | 0円 | |
マウス キーボード |
マウスは使いまわし キーボードは職場で貰ったFILCOのテンキーレス |
- | 0円 | |
合計 | 130,825円 |
中古でとことんお得に!的なノリでしたが、実際に買った中古パーツはCPUとメモリーのみ。
後述しますが、全てのパーツを中古で揃えるのは危険だからです。
そんな中、

という希望のもと、Intel 11世代の中古CPUを積んで13万円で組めました。
(※2022年8月現在のIntelの最新は12世代)
中古パーツはアキバや町田など、都内のPCショップを回って購入。
セール対象品を狙ったり、ネット通販で最安の店を探すなどした点も効果的だったのかもしれません。
マウスやキーボード、モニターといった自作PCそのものではない方面は、使いまわしだったり貰い物を活用したため実質0円でした。ドケチマインド極まれり。
「全て中古パーツで節約」は危険
今回のPCは、全パーツを新品で揃えれば16万円ほどしたはず。
CPUとメモリーを中古にしたことで、3万円ほどお得になりました。
全て中古なら、11万円台ぐらいにはなったかもしれません。
そうしなかった理由はやはり、故障リスクの高いパーツが含まれているからです。
それぞれ分けて見てみましょう。
中古でOK:CPU、メモリー、PCケース
CPUとメモリーは、故障リスクがとりわけ少ないパーツとして知られています。
必ずしも壊れないというわけではありませんが、有名どころのショップで買えば問題ないと言ってもいいでしょう。
ただし、CPUには負荷のかかるオーバークロックができるモデルもあるため、注意が必要です。
Intelであれば「Core-i7 11700K」のような、末尾にKの付くモデルが該当します。
前のオーナーがオーバークロックをしまくっていた可能性を排除するため、今回はそれができない「Core-i7 11700」を選びました。
過剰なオーバークロックによる危険なCPUを排除しつつ、できるだけ新しいモデルがいいな思っていたのでちょうどよかったです。
PCケースについてはガワでしかなく、故障にはほぼ関係ありません。
しかし、せっかく新しくPCを組むのに見た目が中古というのは萎えるな…ということで、新品にしておきました。
できれば新品を:グラフィックボード
グラフィックボードは価格の変動が大きめな上、ただでさえ高価なパーツです。
壊れやすいパーツかどうかは意見が分かれがちですが、中古でコストダウンを目指すのも手といえば手かもしれません。
ただし、「マイニングで使われたものでなければ」という条件付きです。
近年、ビットコインの続落によってマイニング上がりの中古品が広く出回るようになりました。
マイニングではグラフィックボードを四六時中フル稼働させるため、非常に負荷が大きくなります。
そんな満身創痍のグラフィックボードを買ってしまったら、間もないうちに故障してしまう危険性があるわけです。
見た目での判別も難しく、ガチャやくじ引き、ロシアンルーレットなどとあだ名されるほど。
一つのパーツに悩みまくるのも時間がもったいないので、最初から新品を買ってしまう方が安全です。
求めていたグレードの中古を買うぐらいなら、妥協してでも下位グレードの新品を買う価値は十分にあると思います。


マイニングでフル稼働させると発熱しっぱなしだから、粘着力がなくなって剥がれ落ちるからだとか。


微妙:CPUクーラー、ストレージ
CPUクーラーは、経年劣化によって十分に冷却効果を発揮できない可能性があります。
ストレージはHDDかSSDを選ぶことになりますが、こちらも経年劣化による破損でデータが吹っ飛ぶのは恐ろしいので避けたいところ。
新品と中古で大きな価格差もないため、安全性を考えて新品を選ぶのが良いでしょう。
中古は危険:電源ユニット、マザーボード
とにかく中古を避けるべきなのが、この2つです。
どちらも経年劣化による故障のリスクが高いパーツとして知られています。
電源ユニットに至っては、故障すると他のパーツにまで影響を及ぼす危険性も。
せっかく組んだPCをお釈迦にしないためにも、よほど自作PCに詳しくない限りは新品を選びましょう。
MinecraftのFPSは最高140台 100前後で安定推移
普段ゲームをやらない身ではありますが、せっかくなのでMinecraftがしっかり動くか見てみました。
以下の通り、いくつかModを入れています。
- バージョン:1.7.10
- 描画距離:18
- OptiFine (軽量化Mod)
- KUDA Shaders v6.1 Legacy (影Mod)
- Real Train Mod (鉄道Mod)
描画距離は18で遠めですが、FPSは60~75FPSで安定して推移しており…
…おっと、FPSを無制限に設定し忘れてた(白目)
無制限にしたところ、143FPSまで出ました。
影Modで描写を変えつつReal Train Modで電車を走らせるのは、結構負荷が大きめ。
i7の7世代と同等レベルのAMD製CPUを積んだ旧PCではカクつきが目立ちましたが、今回のスペックなら難なくヌルヌル動きました。
数値的には一瞬75FPSぐらいまで下がることもありましたが、おおかた100FPS前後で安定していました。
登場したパーツの購入はこちらから
まとめ
なんとなくケチりながら組んだPCでしたが、13万円台でMinecraftが複数のModありでも十分動く環境が手に入りました。
まあ、自作PCの玄人ならもっと安く組めたかもしれませんが…(小声)
とにかく言えるのは、CPUとメモリーは中古でも大丈夫ということ。
そこで予算を抑えつつ、他のパーツは新品で揃えることで壊れにくいPCを目指していくのがおすすめです。