どうもこんにちは。
最近色々あって心療内科を受診したところ、軽い鬱とASD(自閉症スペクトラム)の傾向にあることが判明しました。
現在進行形のトピックを何記事かに分けて書いていきます。
心療内科への受診を考えている方の参考になればと思います。
ストレスで不調に
大学を出て就職し、3年半以上が経ったつい最近の話。
今年に入ってストレスを感じやすい環境になり、半年経った頃には心身ともに不調を感じるようになりました。
特段問題は起きていないのに、常に不安でソワソワしたり。
前より少しだけ体が重かったり、これ以上下がりようがないはずの思考力が下がったり。
と一抹の不安を抱え、「無駄に行動力が高い」で定評がある自分は、心療内科を受診することにしました。
ついでに発達障害なのか確かめたい
わりかし気軽に心療内科へと足が向いたのは、前々から気になっていたことを確かめたかったのもありました。
というのも、以前から「自分は少し発達障害の傾向があるんじゃないか?」と薄々思っていたからです。
これまでの違和感やエピソードなどをメモにまとめて、心療内科に持ち込みました。
その書き留めておいたエピソードを列挙すると、
- 得意不得意の差が激しく、数学と英語で偏差値が40もの差を叩き出す
※数学は塾と家庭教師から教わっても、テストで30点台。英語はあまり勉強せずに90点台。これが毎回続く - 使いもしないのに、ドイツ語を独学で初めて2級の資格を取る
- いつのまにか覚えたハングル、ロシア語、ギリシャ語の読み書きがいまだに少しできる
- とにかく奇数にこだわる
などなど、自分語り臭いですが色々あります。
生活に支障が出るほどではなかったですが、たまに変わり者キャラとして扱われていましたね。
これらのエピソードや違和感が、果たして”普通”の範囲内なのか気になっていたんです。
というわけで、メインの「ストレスからくる不調の相談」とあわせて「自分が発達障害なのか知りたい」というサブ用件も抱えながら心療内科へ向かいました。
“診断”ではなく”仮説”を聞いた
心療内科に行くと、医師の診療の前にスタッフとの面談がありました。
不調とはどういった感じか?とか、眠れているか?、仕事に行けないほどの支障は出ていないか?とか。
結構日常的な質問をされた印象です。
それに答えつつ、自分の発達障害を疑うエピソードを差し込むようにして話しました。
その面談のような会話の後、医師の診察という流れに。
医師にも同じような話をした結果、「軽い鬱と、ASD(自閉症スペクトラム)の傾向がある」とのことでした。
人とのコミュニケーションにおいて、
言葉や視線、表情や身振りなどによるやりとりが苦手だったり、自分の気持ちを伝えることや、相手の気持ちを読み取ることが難しかったりするといった特性があります。また、特定のことに強いこだわりを持っていたり、感覚の過敏さを持ち合わせていたりする場合もあります。
(出典:大人の発達障害ナビ『自閉スペクトラム症(ASD)とは』)
さすがに会話だけで診断を下すわけにはいかないようで、このように「診断を貰う」のではなく、「仮説を聞く」という形でした。
自分の場合は不安感を抱えやすいと訴えたこともあり、不安感を抑える効果がある薬を処方してもらうことに。
発達障害を疑っているという相談に対しては、A-ASD検査という心理検査を受けさせてもらいました。
検査結果を聞くためにまた来院する必要があるとのことで、その予約をして帰宅しました。
DSM-5(米国精神医学会発行の精神障害に診断と統計マニュアル)に準拠した、大人の発達障害[自閉症スペクトラム障害(アスペルガー障害)]をスクリーニング(弁別)するための検査です。
うつ病、不安障害、適応障害等の臨床現場での初診時や、大学・企業等での心の健康診断時に、大人の自閉症スペクトラム障害(アスペルガー障害)を発見するには大変有効な検査です。
(出典:福西勇夫『成人期ASD検査』)
気軽に受診していいらしい
正直な話、生活が立ち行かなくなるほどの支障が出ていない自分が、そう簡単に心療内科へ行ってよいのか。若干気にしていました。
実際にスタッフの方にその話をしてみたところ、「ちょっとした風邪で病院に行く感覚で来ていいんですよ!」とのこと。
行きたいけど迷っているという方は、特に気にせず受診して良いようです。
続きはまた次回。