「やらずに後悔よりもやって後悔」みたいな言葉を聞いたことはあるでしょうか。
「やらない善よりやる偽善」みたいな響きですが、言わんとするのは「挑戦しよう」ということです。
元々、自分はそういった熱血系の性格ではありません。
ですが、この言葉ばかりは本当だなあと実感したことがあります。
書いてどうするって話かもしれませんが、何かに挑戦しようとしていて、二の足を踏んでしまっている人の役に立てばなと思います。
ゆっくりしていってね〜
1.就活の終わり際での体験
自分は「札幌か東京か」で悩みながら、就活をしていました。
親や幼馴染もいて、慣れ親しんだ札幌か。
大好きなオタク趣味やそのコミュニティに近く、日々のモチベーションにできる東京か。
だんだんと「やっぱり東京だな」と思い、東京と札幌を往復しながら就活に勤しんでいたときの話です。
ある東京の会社に内定をもらったものの、蓋を開けてみると「○○(札幌でも東京でもない場所)メインの会社なので、そこでの勤務になるかもしれない」という状況になっていました。
「東京にも本社があって、そこで受かったのだから東京だろう」と思っていたので、自分の確認不足もありましたが困りました。
「札幌に残るか、東京に出るか」で悩んでいた自分にとって、そのどちらでもない土地に行かなければならないかもしれないのは、正直望んでいないことでした。
その時点で8月。
今就活をやめれば、周りと同じ程度には楽をできるはず。
しかし、住みたかった東京にも、慣れ親しんだ札幌にも住めないかもしれない。
これが、後に「やらずに後悔するか、やって後悔するか」という選択に繋がっていきます。
札幌でも東京でもない場所かあ
まあ日本第2の都会とだけ言っておく
2.悩みに悩んだ分岐点
「札幌か東京か」で悩んでいたと思いきや、「そのどちらでもない場所になるかも」となると、余計に悩み、焦りまくる非常事態。
そこで、大学の就職課に相談することに。
かくかくしかじか説明すると、大学と繋がりの深い企業を紹介してもらえました。
そこに受かれば、東京行きは確実です。
しかし周りを見ると、もう就活を終えて、解放感に満ちてそうな学生が増えてきていました。
この前受かったところで決めれば、自分だって就活は終わったも同然です。
とは言っても、やはり札幌でも東京でもない所へ行くのは抵抗がありました。
なら紹介してもらった別の会社に受かればいいわけですが、そこに落ちれば「ただ就活を延長させただけ」であり、状況は何一つ変わらないままです。
それであれば、もう今のところで決めてしまい、早く就活を終えたいと思っていました。
整理すると、
- A社に受かるも、札幌と東京以外の知らない所へ行かなくてはならない可能性
- B社を紹介してもらったものの、これから受けるなら、就活を1ヶ月以上延長させなければならない
- B社に受かれば東京へ行けるが、落ちれば元通りA社行き。延長した1ヶ月も無意味に
- 札幌ではほぼ就活をしていなかったので、もはや絶体絶命
こんな感じでした。
(こう見るとほんと自業自得だなあ…)
とにかく、「この先数年、札幌でも東京でもないところに住まなければならないかもしれない」という状況を、なんとかする必要がありました。
そこで、「やらないで後悔するぐらいなら、就活を1、2ヶ月延長させてでも挑戦しよう」と決めました。
背水の陣じゃないか(困惑)
今考えるとほんとそれ。ネタでやってんじゃないかってレベル
3.結果どうなったのか
長々と書きましたが、実際に就活を1ヶ月ほど延長して挑戦した結果、無事にB社に受かりました。
札幌でも東京でもない場所に住む可能性はなくなり、東京行きになったのです。
(A社に断りの電話を入れるのはとても申し訳なかったですが…)
「東京が無理なら札幌にしよう」と場所にこだわるタイプだったので、こうして挑戦することで希望が実現できました。
4.やって後悔した方がいい
今回の体験を通して思ったのは、「やっぱりやって後悔した方がいい」ということです。
「あの時挑戦していれば、状況が変わっていたのかもしれない…あ〜挑戦すればよかった」と後で思っても、時間は巻き戻せないですから。
自分も今回の件で挑戦していなかったら、「あの時挑戦してみればよかった…」と、札幌でも東京でもない場所で何年も後悔し続けていたことでしょう。
逆に挑戦してダメだったとしても、「何もしなかったよりはマシ」と、スッキリできたはずです。
就活に限った話ではないですが、何かの分岐点に立った時、「やらずに後悔するよりも、やってみて後悔した方がいい」と考えて、挑戦するのが良いと思います。
他に「やっててよかった」みたいな話は?
交通機関に詳しくなったんで、ドルヲタやっててよかった
ただのドルヲタあるあるじゃないか…
5.オチ
ゲーセンのUFOキャッチャーだけは、やってみても後悔する。お金なくなるから(実体験)
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