「気持ち悪いヲタク」を意味する「キモヲタ」。
自分も自称していて、本気で自分のことをそうであると思う一方、ネタとしても使える便利なワードだとも思います。
ところで、「キモヲタ」の定義とは何でしょうか。
憲法や法律で明確に決められてるわけじゃないし、わざわざ明確に定義を定めているという人もいないでしょう。
というわけで、ふと「キモヲタの定義ってなんだろう」と気になって考えてみました。
1.個人の主観次第説
説というか、これに尽きる気がします。
「MIXを叫んでるからキモヲタ」と行動次第で判断する人もいれば、「ビジュアルが気持ち悪いからキモヲタ」と見た目だけでバッサリ斬る人もいるかもしれません。
そう思う(基準とする)人にとっては、キモヲタでしかないのでしょう。
2.「客観的なキモヲタ」がキモヲタの定義説
さっきは「個人の見方によって、キモヲタかどうか異なる」旨の話をしました。
が、「客観的なキモヲタ」も一応は存在しているはずです。
ドラマや漫画、その他媒体で出てくるヲタクが、まさに「客観的なヲタク」ではないでしょうか。
しっかり洗濯しているのか怪しい服を着て、髪や髭がだらしないような、清潔感に欠ける人。
ついでにメガネをかけ、太っているという特徴を兼ね揃えていることも。
そういう人たちが、アイドルやアニメのキャラに恍惚とする様を描いている作品をたまに見かけます。
作者がキモヲタとして描いたつもりで、しかもそれを視聴者(読者)の大多数がキモヲタとして認識しているのなら、まさに「客観的なキモヲタ」でしょう。
(そもそもヲタクへの偏見であり、ヲタクではない人への印象操作に見えることは置いておきますが)
「これがキモヲタだ」と考えて作者が描くまでの間に、また視聴者(読者)がそう認めるまでの間に「気持ち悪いかどうか」を各々で判断しているとすれば、一応は主観が入るでしょう。
しかし、その結果浮かんだキモヲタ像が皆一致しているなら、そこに「客観的なキモヲタ」のイメージがあるんだろうと思います。
客観とは「誰が見てもそうだと思うこと」だそうなので、意味としても間違っていないと思います。
3.客観的なキモヲタの姿とは
「客観的なキモヲタ」がどんなものなのかは、キモヲタを取り扱っている作品を見ればわかるはずです。
大体は、行動よりもやはり清潔感の無さが中心で、お世辞にも万人受けしそうなビジュアルのヲタクが登場してきます。
となると、ビジュアル面で左右されるということでしょう。
キモヲタと思われたくない人は、行動に気をつけるよりもビジュアルに気もつけたほうが早いと言えます。
もちろん、人に迷惑をかけないためには、行動に気をつけることも重要でしょう。
4.オチ
キモヲタを卒業して推されヲタになりたい