体験記・レビュー 日常

【閲覧注意】ヤバい隣人が引越してきた話 #2

【前回のあらすじ】
アパートの隣に引越してきた見知らぬ男。
なぜか僕の部屋や逆隣の部屋と接する壁を叩く迷惑行為を繰り返し、困り果てた僕は管理会社へ相談することに。
しかし迷惑行為はエスカレートし、再び管理会社へ相談することに…

【閲覧注意】ヤバい隣人が引越してきた話 #1

1.隣人のとんでもない主張

「我々には聞こえないはずの何か」に苛立っているのか、壁を叩き怒号まで飛ばしまくる隣人。
それに耐えかねて、こちらが管理会社へ相談。

これを3度ほど繰り返した結果、管理会社が直接壁叩きをする隣人(以下 : 彼)と親を呼び出し、注意と事情聴取をすることに。

そこでの彼の主張は、意味不明という他ないものでした。
なんでも彼は、「(壁叩きなど)やっていない」と言うのです。
この期に及んで容疑を否認するとは思わなかったので、管理会社からその話を聞いて呆然としてしまいました。

親も親で、「息子がやっていないというなら、そうなのではないか」という旨の話をしていたようで、親子揃って反省の色がありませんでした。

これがもし「僕VS彼」という、一対一の当事者での問題なら、僕が嘘をついていると疑われる可能性も少しはあったでしょう。
しかし、実際は「僕&逆隣の人VS彼」という構図です。

2人から同じ内容の被害を聞いていた管理会社には、すでに彼が嘘をついていることなど丸わかりでした。

2.ついに証拠収集へ

やっていないの一点張りで膠着状態が続く中、管理会社からある要請がありました。

壁を叩いてきている様子を動画で撮り、証拠として残しておいて欲しい」とのことでした。

幸いiPhoneを4台持っていた僕は、早速普段使わないうちの1台を撮影専用として、証拠動画の撮影を始めました。
始めてみると意外に大変で、撮影している時に限って、なかなか大きな音で壁を叩いてきません。

だからといって、こちらが騒音を出して挑発するわけにもいかず、証拠になるレベルの壁叩きを捉えるのには苦労しました。
結果、撮影を始めてから3日目に大音量の3連発壁叩きを動画に収め、無事管理会社へ提出することに。

あれだけ迷惑だった壁叩きですが、この時ばかりは喜びを感じました。

3.いざ証拠を突きつけるも

僕と逆隣の人がそれぞれ証拠の動画を撮影し、ついに管理会社の手元へ。
2部屋から撮影された証拠動画、加えてついに上の階からも寄せられた苦情。

それらを彼とその親に見せ、事情を聞く時が来ました。
さあどんな報告が来るかと心待ちにしていたのも束の間、またまたとんでもない結果を知ることになります。

彼の母親が「(証拠の動画は)見たくない」と言い出したのです。
怒りを通り越して、笑ってしまったのを今でも覚えています。

ただ今回は以前と違い、やったことは認めたとのことでした。

そして、「今後も迷惑行為を続けるなら強制退去を言い渡す」ということになったそうです。
これでようやくマシになるのではと、少しばかり安心しました。

隣に彼が住み続けるのは嫌でしたが、まともに寝られるようになるだけでも進歩だろうと。
しかし、そうはいきませんでした。

4.結局続く壁叩き

彼が強制退去に恐れをなしていないのか、はたまた人間の言葉がわからないのか。
壁叩きは、管理会社からの最終通告をもってしても続きました。

当然、全く改善されない旨を管理会社へ。
強制退去には消極的だった管理会社も、ついに強制退去を言い渡しました。

これにより、約8ヶ月間も続いた(少なくとも半年は超えてた)彼の迷惑行為から解放されることになりました。

「強制退去が決まりました」
この一報が入った時は、脳内でガンダムUCの曲がかかりまくっていましたね。

お話は以上なんですが、色々と裏話的なものもあるので、それはまた次回書きます。

つづく

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です