大学1年生の冬からアイドルの追っかけを始め、もうすぐ丸3年。
長いようで短いですが、概算で200万円ほど使いました。
もはや新車が買える金額ですね。
今までを振り返ってみると、色々と気付くことがあります。
今回は、アイドルに200万円使った学生(自分)が気付いたこと(体験したこと)をいくつか書いていきます。
ゆっくりしていってね〜
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1.200万円の内訳
200万円前後使ったことは確かですが、実際にはアイドルのライブチケット代やチェキ券代だけでこの額になったわけではありません。
北海道に住みながら東京のアイドルを推しているので、200万円のうち半分以上は飛行機やその他交通費、宿泊費、雑費などが占めています。
遠征となると、1回あたり4〜5万円ほど消えてしまうのが毎度のことでした。
それを約3年間、ほぼ毎月やっていたので、まあそれぐらいかかるのは普通です。
2回遠征した月もありますし。
結果、少なく見積もっても150万円、多めに見積もれば200万円を超えることになります。
iPadの購入代金以外、稼いだお金は全てアイドル関連の趣味へと流れていったわけです。
諭吉200人…
2.200万円分のオタ活で気付いたこと
その1.日本全国を旅できた
日本全国は言い過ぎかもしれませんが、アイドルの追っかけによって東京、大阪、名古屋、仙台などなど、日本各地を旅することができました。
このおかげで、なかなか充実した学生生活を送ることができたと思っています。
アイドルのオタクをやっていなければ、20歳前後でこんなに日本中を飛び回ることは絶対なかったはずですからね。
「学生の頃しかできない、学生らしいことをしておきたい」と漠然ながら考えていたので、これを見事に達成できました。
ちなみに自分は北海道の地方都市出身なんですが、なぜかその田舎町から頑なに出ようとしない人が珍しくありません。
もちろんそういった人達を茶化しているわけでは一切ありませんが、ずっとそうして生きていくよりも広く世界を見られたかなと思います。
世界と言っても日本国内ですけど。
東京行った翌々週に仙台行くとか普通だったわけで
その2.意外と借金せずに済んだ
アイドルに注ぎ込んだ額が100万円を超えたあたりから、「遠くないうちに借金してしまうのではないだろうか」と危惧していました。
しかし、意外にもそうならずに済みました。
強いて言えば、たまに飛行機代をクレジットカードで支払っていたぐらいです。
金欠に陥れば丸1ヶ月は遠征しないように自制していたし、日常生活でも節約をしていました(せざるを得ない)。
この自分でさえ借金せずに済んだわけなので、よほどブレーキの効かない人でない限り、アイドルを推していても借金せずにやっていけるでしょう。
1000万借金してオタクやってる人テレビで観たような…
その3.物欲が減る
アイドルを推す前までは「あのゲーム欲しいし、このDJ機材も欲しい」というように、物欲が結構ありました。
しかしこの3年間では、あれだけあった物欲が9割ぐらい減った気がします。
まあ、今まで通りの物欲のままオタクをやっていたら破産してしまうので、無意識に防御の姿勢をとっていたんでしょう。
ちなみにアイドルオタクとして物欲が有り余るのは悪くないですが、それではグッズで散在してしまいます。
そうすると、言うまでもなくチケット代やチェキ券代がなくなることに。
なので、ライブとツーショットチェキだけ楽しめれば良いというスタンスで行くのが、個人的に最良のオタ活方法だと思います。
チケット代とチェキ券代だけなら、1回あたり5、6000円で済むよ
その4.親がショックを受ける
これは1年前ぐらい前の話だったでしょうか。
実家に帰省していた時、当時の推しがテレビ番組「しゃべくり007」に出ていました。
実家のテレビだったので親も観ていたのですが、推しが全国放送に出ている喜びからか、その弾みでつい口を滑らせてしまいました。
自分「この人の追っかけで150万使ったんだよねw」
父親「150万…150万!?」
特に大目玉を喰らっただとか、そういったことはありませんでした。
ただ驚かれただけです。
しかし翌日、母親から「父親がショックを受けていた」ということを伝えられました。
冷静に考えれば、そりゃそうです。
20歳を過ぎた息子が1度も彼女を紹介しないまま実家を離れていったと思ったら、アイドル(の追っかけ)に新車1台分の札束を課金していたわけですから。
それ以来、親にオタ活に関する話題はしないようにしています。
家族にオタクであることを隠すのも手かもね
3.後悔は全くしていない
オタクではない人に「アイドルに200万円使いました」と言うと、十中八九引かれます。
ある程度お金に余裕のある社会人であっても、ほぼ確実に引かれるであろうキモヲタ発言。
これを学生が言い放つわけなので、ドン引き効果は尚更増していることでしょう。
とはいえ、この額を注ぎ込んで後悔しているかというと、全くしていません。
親に「息子がろくに恋愛も出来ないまま、ブヒブヒ言うキモヲタになってしまった」という点でショックを与えてしまったこと以外、体験したことはどれも良いことだったと思うからです。
ある程度歳をとらない限りオタクをやめるつもりは毛頭ないので、数年後には新車のベンツを買える額になっているかもしれません(震え)
目指せ1000万円
4.オチ
推しの尊さ>>>>>>>お金