サムネイル画像引用元:Photo-AC
どうもこんにちは。
メンタルがおかしい時や辛い時、今まで聴いていた好きな曲のテンションについていけない…なんてこと、ありませんか?
ここ1年ぐらいの自分がまさにそうで、狂ったように聴き続けていたオランダの激しいEDMがほとんど聞けなくなりました。
そんな中、心を落ち着かせることができる曲を探しては聴いて…を繰り返し、特に良かったものを感想とともに書いていきます。
個人的な選曲なので、合うかどうかは人により若干異なるかもしれません。そこだけご了承ください。
本日のメニュー
1.Marconi Union – Weightless
最初にして最強と言えるのがこの曲。
蒸気の中にいるような、不思議でゆったりした雰囲気が特徴です。
しかもこの曲、単に雰囲気が良いというだけではありません。
実験により、その効果が証明されているのです。
マインドラボの心理学者デヴィッド・ルイス=ホジソン博士によると、特に1位の「Weightless」では、被験者の不安感が65%減少し、安静時脈拍も35%減少する結果が出たとのこと。
GIGAZINE『心理学者も認める「不安やストレスを軽減できる曲」トップ10』より
確かに、これを聴いている時は余計なことを考えてしまったり、そわそわしたりせずにいられました。
呼吸のペースも少しゆっくりになり、寝つきも良くなったかな?という気もします。
2.Enya – Only Time
優雅でゆったりとした曲調が特徴の曲です。
日本では、TBSで日曜朝に放送されている報道番組「サンデーモーニング」のBGMとしてお馴染みかと思います。
個人的には純粋に曲で癒されるだけでなく、前述の番組を毎週家族で観た時に聴いたっけな〜と、思い出に浸ることもできて良いです。
3.Libera – Far Away (彼方の光)
変声期を迎える前の少年で結成されている合唱団の曲です。
人の声だけでこんなに心が洗われるのかと驚くぐらい、最初から最後まで綺麗な曲だと思います。
大きい声では言えないですが、自分がこの曲と出会ったのは人気番組「めちゃ2イケてるッ!」内でオーラの泉をパロったコーナー「エガシラの泉」でした(出会い方よ…)
4.Gregorio Allegri – Miserere
イタリアの作曲家グレゴリオ・アレグリが、1630年代に作った合唱曲です。
このような讃美歌っぽい曲は、聴く人によって悲しげに聴こえるかもしれません。
しかしながら、なんだか雑念が取り払われるような気がしてとても良いです。
夜に静かな部屋で聴くのが良さそうな。
ちなみに、生田斗真さん主演の映画「脳男」でも何度か登場する一曲です。
5.Frank Sinatra – That’s Life
2019年に大ヒットした映画「ジョーカー」の挿入歌としても知られる曲です。
個人的には、なんだかんだ言ってこれが一番良かったかなと思います。
「That’s Life(人生なんてそんなものさ)」と半ば諦めたような歌詞に見えつつ、その後のフレーズを見てみると意外に明るくて前向きなことを歌っていたりします。
もちろんジョーカーに影響を受けたわけではありませんが(重要)、映画の雰囲気や世界観、ジョーカーの境遇とこの曲が異様にマッチしていたことも相まって、メンタルが不安定な自分はループしまくりました。
6.Macintosh Plus – Floral Shoppe
これは曲というよりアルバム全体を、もっと言えばジャンル全体をおすすめしたいです。
ジャンルはVaporwave(ヴェイパーウェイヴ)というもので、曲の音質やアートワークの見た目をあえて古めかしく作り、80〜90年代っぽさを表現することが主なコンセプトになっています。
どの曲もゆったりとしていて、自分からすると存在しないはずの、なんなら生まれてもいない時代の懐かしい情景がそれこそVapor(蒸気)のようにフワフワと思い起こされるようで面白いです。
曲によっては、昭和の香りが残るショッピングセンターのような雰囲気を感じるものもあります。
東京で言うと、中野ブロードウェイのような。
まあそんな感じで、現代(=現実)から一時的に離れさせてくれる音楽ジャンルだと思います。
寝る前などに聴くとリラックスできるので、ぜひ聴いてみてください。
【番外編】EDM系
メンタルの不調に悩んでいた中でも、以前と変わらず聴けていた曲がごく一部ながらあります。
それらに共通していたのは、曲中で流れる静かなパートのメロディーがとてもエモーショナルだったことです。
そんな曲もちょっと紹介します。
Tha Playah – Requiem Of The Fallen
映画「ダークナイト」でヒース・レジャーが演じたジョーカーのような出立ちをした、オランダのDJ「Tha Playah(ザ・プレイヤ)」による一曲。
この曲は全体的に激しいですが、1:13〜2:20あたりに感じる謎の終末感が良いです。
曲名である「Requiem of the fallen(意訳:死者の鎮魂歌)」通りの雰囲気だと思います。
ちなみに上記のパートはこの曲のオリジナルというわけではなく、James Holdenの「Nothing」が原曲となっています。
原曲の方はテンポが速めですが、こっちはこっちでおすすめです。
Tha Playah – Still Nr.1
同じくTha Playahによる一曲。
この曲の2:18〜2:41あたりで流れるメロディーがとにかく良いです。
悲しげなようにも希望がありそうなようにも感じるので、メンタルがどん底だろうが調子良さげだろうが、なんだかんだいつでも無理なく聴けます。
夜の街を歩きながら聴くのに一番合っている曲なんじゃないか?とも思います。
ちなみに、この曲には別なDJ「Nosferatu(ノスフェラトゥ)」によるリミックスもあるんですが、そちらもまたエモさを残しつつオシャレな印象になっていておすすめです。