アイドル ご当地ネタ 考察

人口規模ごとに違うドルヲタ生活を考える

アイドルって全国各地にいますよね(多分)
ある程度小規模の街であっても少しはいるので、単純にライブ特有の雰囲気を楽しむだけなら必ずしも都会に住む必要は無いと思います。

しかしながら、東京のアイドルを推している人となると話が変わってきます。

というわけで、住んでいる街の人口規模ごとに異なってくるドルヲタ生活を考えていきます。

1.首都圏

多くのグループの活動拠点となっているだけあり、地方と比べて圧倒的な利便性があると思います。
1時間もあれば、ドアtoドアで現場に着いてしまう強者もいることでしょう。
それも数百円の交通費で行けてしまうため、地方民によくある交通費の問題が発生しません。

2.100万人以上

東京以外の主要都市です。
大阪や名古屋はもちろん、札幌や仙台、神戸、福岡など結構あります。

普通に生活を送る分には充分すぎる程ではありますが、東京のアイドルを推すとなると物足りなさを感じてしまいます。

一方、SNSを活用すれば同じ街に住む同担(自分と同じアイドルを推している人)に気軽に会うことができます。
そのためコミュニティの形成は比較的容易と言えます。

が、肝心の推しはなかなかライブをしに来てくれないことが多く、「来てくれそうで来てくれない」という微妙な悔しさから鬱屈としてしまう人も少なくないです。
大阪や名古屋は別ですが、札幌などその他の街だと年に1度来るか来ないかというグループが大半を占めている気がします。

年に何度もライブに行きたければ、こちらから遠征するしかないというパターンになります。

3.50万人以上100万人未満

街並みは都会ではあるものの、東京のアイドルは基本的に来ないだろうという、かなり微妙な立ち位置の規模です。

関東やその周辺の県なら普通に来るでしょうが、そうでない地域だと来ないのが当たり前になっているように感じますね。
県内2番手あたりだったり、人口の多くない県の県庁所在地だったりと、全国的に見るとそこまで主要ではない街が当てはまるかと思います。

どうしても推しが来てくれるとは期待しがたいので、少しでも遠征をしたいという人は最低でもこの規模の街に住むべきではないでしょうか。
というのも、交通の便がある程度は良いからです。

より大きな街へ容易に行ける交通手段が整っていることが多く、そこまで苦労せずに遠征が出来る可能性があります。
「東京は都会すぎて無理だから地方に住みたい。でも東京に推しがいるし…」という人は、この辺で落ち着くと良いかもしれません。

4.10万人以上50万人未満

(写真:僕が高校卒業まで過ごした釧路市。札幌市から東に約330km。
普通に暮らす分にはあまり困らなかった)

主要都市が近くにない限り、東京のアイドルがライブをしに来る可能性は逆立ちしても期待できません。

ちなみに僕が18歳までを過ごした故郷(北海道釧路市)もこの規模で、東京を拠点とするアイドルが来た話などほとんど聞いたことがありません。
せっかく同じ北海道である札幌に東京のアーティストが来ても、遠くて行けなかった記憶があります。

地方の中では、ほんの少しだけ都会的で便利なほうかもしれないものの、東京のアイドルの採算を考えれば、この規模の街に来ないのも頷けてしまいます。

また、同担以前にアイドルヲタクを見つけること自体が容易ではなくなり始めるので、同担のヲタクのコミュニティ形成は困難を極めると言っても過言ではないでしょう。

その地で長年生活を送っていて引っ越す予定が無く、遠征も出来そうにないという人であれば、1度も生で推しを見ることなく終わってしまう可能性もあります。
若年層のヲタクであれば、最低でも100万人規模の街に出たいという願望が強くなりやすいのではと思います。

ただ、インターネットが普及したおかげで、いつでも画面を通して推しを拝むことが出来るため、それで満足出来る人ならば何ら問題ないでしょう。
逆にこれぐらい小規模になりだすと、インターネットが無ければ完全に東京のアイドル文化とは隔絶されてしまうとも言えます。

5.10万人以下

ヲタ活以前に、若者目線では遊ぶところにも困るような規模の街でしょうか。
都会の喧騒を忘れたい人には理想的ですが、その分不便さも顕著に現れがちではないかと思います。

ここまで来ると、遠征をするにも空港に行くまででかなりの労力を使うことになるでしょう。

関東圏なら都心までの距離的に話は全く別ですが、他の地域であれば東京遠征そのものが難しくなります。
ヲタク同士で会うことになっても、それすらも遠征レベルの移動が必要になる可能性が出てきます。

郷土愛やその他事情のためにヲタ活を一切諦めて残るか、逆にヲタ活のために地元を去るかで迷ってしまう人もいるでしょう。
在宅でやっていける自信のある人だけが、最初から最後まで引越しなど考えずにヲタ活を続けられるでしょう。

オチ

関東民強すぎ

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